「カナダならバンクーバーですかね」と相談で聞かれることは多いです。知名度もありますし、日本からの情報も探しやすい。ただ、実際に見積もりを作り始めると、その一言で予算の前提がかなり変わってきます。
カナダは都市ごとの家賃差が大きい国です。親子で長めに滞在したい相談では候補に上がりやすいのですが、そのぶん「どこに住むか」で総額がぶれやすい。まずはこの家賃差をざっくり把握してから、他の条件と組み合わせて見るのが現実的です。
家賃差を先に把握しておく
バンクーバーとトロントは便利です。日本からの情報も多く、生活のイメージも持ちやすい。ただ、その分住まいの負担が大きくなりやすく、短期なら何とか見えても、期間が長くなると効いてきます。
一方で、カルガリー、エドモントン、ウィニペグ、ハリファックスのような都市は、家賃を抑えやすいことがあります。ただし、アクセス、気候、街のサイズ感はかなり違います。安いからそのまま正解、とは限りません。
都市選びは、家賃だけで決めるより「通いやすさ」「暮らしやすさ」「親子で無理なく回るか」で見た方が失敗しにくいです。
1週間と3か月以上は、ほぼ別の話
1週間から数週間の短期なら、語学学校の親子プログラムやデイキャンプ参加が中心になります。この場合は、授業内容と滞在費のセットで考えれば比較しやすい。
3か月以上の長期になると、話が変わります。ビザ、子どもの学校、住まい、生活動線まで全部つながってくるからです。カナダでは一定期間以上の就学でStudy Permitが必要になる場合があるので、このあたりは早めに公式情報を確認した方が安全です。
長期の親子留学を考えるとき、アメリカより先にカナダから見始めるご家庭は多いです。親が一緒に動く前提で、生活を組みやすいケースが比較的多いからです。ただし、これはご家庭の条件次第なので、最終的には学校と滞在条件を個別に見ていくことになります。
費用の差は、学費より住まいと生活費に出る
親子留学の費用は、学費だけで決まりません。むしろ、住まいと生活費のほうが後から効いてきます。
都市をどこにするか。期間をどのくらいにするか。学校はどのタイプにするか。住まいはどう確保するか。このあたりをセットで見ると、現実的な選択肢が見えやすくなります。
カナダでの親子留学を検討している方は、カナダ留学ページで全体像を確認した上で、親子留学のカナダ比較で都市ごとの違いを見てみてください。そこから、予算と期間の条件に合う組み合わせを絞っていく形になります。

