カナダで親子留学を検討している方から、まず「費用はどれくらいかかりますか」と聞かれます。答えは「都市と住まい次第で大きく変わります」です。バンクーバーやトロントの中心部でアパートを借りる場合と、地方都市でホームステイをする場合とでは、月額の支出が数万円違うことは珍しくありません。
費用の話をする前に、どの都市を検討しているかを確認します。主要都市は家賃や生活費が高めです。一方で、日本食食材が手に入りやすく、日本人コミュニティもある程度あります。地方都市は相対的に費用を抑えられることが多いですが、現地での生活を自分で組み立てる工夫が必要になります。
親子で通う場合、学校の立地と子供向けプログラムの有無が最初の分かれ道です。親が通う語学学校と同じキャンパス、あるいは近くで子供のプログラムを受けられるか。送迎の手間がかかるかどうかで、現地での生活リズムが変わります。この点はパンフレットだけでは分かりにくいので、実際に通った家族の話や、学校側の受け入れ体制を確認したいところです。
見積もりを依頼するとき、学費だけを見て総額を判断すると後で予算オーバーになりがちです。滞在費、航空券、保険、現地での移動費、子供のプログラム費用まで含めて見る必要があります。特に短期の場合、滞在先の選択肢が限られることがあり、ホームステイ先が子供を受け入れているかどうかの確認が欠かせません。
期間が短いほど、目標を絞っておくと現地での過ごし方が楽になります。「英語力をどれくらい伸ばしたいか」と「どんな体験をしたいか」は分けて考えたほうがいい、とよく話します。1ヶ月や2ヶ月で劇的な語学力アップを期待するより、現地の学校や生活を体験することに重きを置く。そのほうが、帰国後の子供の反応も含めて満足度が高くなります。
逆に、半年以上の中長期を検討しているなら、途中で滞在先を変更することも見込んでおきます。最初からアパートを契約するか、最初の1ヶ月はホームステイで様子を見るか。現地のサポート体制がどこまで手厚いかによって、選び方が変わります。
カナダは都市ごとに特徴がはっきりしています。費用だけでなく、どんな環境で親子で過ごしたいかを整理した上で、比較する都市を絞っていくのが現実的な進め方です。
カナダ留学の都市比較や親子留学の受け入れ体制については、カナダ留学ページや親子留学のカナダ比較でも確認できます。

