相談で一番多い質問は「何週間行けば効果がありますか」です。正直に言うと、1〜2週間で英語が急に伸びることはあまりありません。期間が長ければいいという話でもないのですが、まずは期待値を現実的に見ておいた方が、後悔しないですむ。
1〜2週間の短期で持ち帰りやすいのは、英語力そのものより「海外でやっていけそうか」という感覚です。授業のスピードについていけるか。寮やホームステイで極端に疲れないか。知らない人の中に入っても何とか過ごせるか。この「生活の相性」は、短い期間でもかなり見えます。
逆に、この段階で「話せるようになるはず」と期待しすぎると、親子ともにしんどくなります。短期は上達の証明というより、試運転に近い。
費用は北米なら航空券と滞在費込みで30〜50万円前後を見込むご家庭が多いですが、時期と都市でかなり動きます。ここは必ず見積もりで確認してください。学校や地域で費用とサポートの差が大きいので、条件を並べて比べないと見えない部分があります。
3週間を超えると、少し様子が変わります。現地の生活リズムに慣れてきて、英語クラスでも最初は黙っていた子が少し話し始めることがある。1週間延びるごとに10〜15万円ほど増えることが多いですが、航空券は大きく変わらないので、追加分の中心は学費と滞在費です。
この時期から効いてくるのが、学校のサポート体制です。ESLがあるか、日本人スタッフがいるかという表の条件よりも、「困ったときに相談しやすいか」の方が大事です。中学生はまだ生活面の揺れも大きいので、勉強と同じくらい、安心して過ごせることが重要になります。
5週間以上になると、次の一歩を考える期間になります。以前、中学生の時にカナダで短期サマーへ参加したRくんは、その翌年に長期正規留学へ進みました。短期で生活の相性と本人の様子を見てから、長期へ進む。そういう進め方は実務上あります。
同じカナダでも学校ごとに校風が違うので、短期で合う環境を見てから長期判断するご家庭もあります。学費だけでなく航空券、滞在費、現地移動まで含めて見積もると、全体の見え方が変わってきます。
出発前に決めておきたいのは、手続き、住まい、生活面の優先順位です。全部を詰めようとすると追いつかないので、何を一番確認したいかによって期間と費用のバランスを考える。
サマーキャンプの条件を比べたいときはサマーキャンプページで詳細を確認できます。親子での滞在も視野に入れているなら、親子留学のページも見てみてください。
